【東大阪市にお住まいの皆さまへ】
近鉄 八戸ノ里駅・徒歩3分の 八戸ノ里キリスト教会 です

1本のつる性の植物

天からひとすじの光が指した。


そこにはアサガオに似たつる性の植物があった。


―どうやってのびるのかしら?何も起こらないけど……

すると天からジョウロを持ったかわいい天使たちがおりてきた。


先ほどの植物に水を注ぎ始めた。
ムクッムクッと動きはじめたつる。のび始めた葉っぱ。


「どこにつるをのばしたら良いですか?」
植物は天使にたずねた。


≪あれだよ≫


見ると はしごが!天からのばされている。植物はつるをのばした。

「大きくならなくっちゃ。天国ってどんな所か行ってみたいな。」


≪はいこれ、飲んで≫ 天使がくれたものは、黒くてタネみたい。


「なあに これ?」


≪飲んでごらんよ≫


飲むと ふわ〜っと口に甘い。でもお腹に入ると苦くなった。
「なあに これ?」


≪いいかい?このはしごを昇るのは 努力だけじゃだめだよ。
聖霊にすがって一足一足昇ってくるんだ。
ぼくたちは、必要な時にまたジョウロをもって応援にくるよ。
あっと、言い忘れたけど、今飲んだのは栄養だよ。じゃあね〜 ≫


行ってしまいました。


これを、ずーっと見ていたサタンは怒り、
「 邪魔な花じゃわい。よーし、虫の大群を送って枯らしてしまおう。ひっひっひ 」


≪わが子よ。恐れるな、サタンの攻撃を恐れるな。サタンは教会のある信徒を使って攻撃に出てこよう。


ねたみをもつ信徒がいる。顔に出さないだけだ。そういう信徒をサタンが遣う。
用心していよ、口のことばに恐れるな。言い返そうとするな。


黙って聞き、すべて祈りによって、わたしにもち上げよ。傷つく必要もない、弁解することもいらない≫


植物はもぐもぐとみことばを食べて、食べて、食べて、力がついてきました。
つるをのばしてみると伸びました。


「わーすごい。でも のど渇いちゃった。神さま、天使をおくって与えて下さい。


天使たちが飛んできて、きれいに光る水を与えてくださると、
ポッ …… きれいな花が1つ咲きました。

きゃ〜きれい。かわいい…… あれ、香りがする。


小さな花だけど清らかな香り…… 天使も鼻をくんくんとかぎました。
にっこり笑って また天へ昇っていきました。




何本にも分かれた道

祈祷院での幻


イエス様と子どもの姿の私が、道の真ん中に立っています。


行く道が1本ではなく、何本にも分かれています。


「主よ、どの道を選びましょうか?」イエス様は笑っていました。


『どの道を通ったらよいと思うか?選んでみなさい。』


同じように見える道です。白い道で同じように見えます。

「どこへつながっているのかしら?」


目を見上げて見ると、ある道の先は、トンネル。

ある道の先は、でこぼこ道。ある道の先は、川があって行き止まり。

ある道の先には、獅子が待ち構えていました。恐ろしくなりました。


ある道の先は、崖になっており、落ちてしまった人がいました。

ある道の先は、誘惑の町に通じていました。


ある道の先には誘惑者が待ち伏せており、嘘つきのサタンが変装して普通の人のような顔をして待っていました。


ある道の先、はるか遠くに3本の十字架が立っていました。


「主よ。私はあなたとこの十字架に続く道を歩きたいです!」そう言いました。


イエス様は『あなたは、よい選択をした。』そうおっしゃいました。


私たちの後から、人々が歩いてきて、その分かれ道のところで立ち止りました。

イエス様がいるのに、聞かないで、どんどんと好きな道を選んで歩き出しました。


何が待っているかも知らないで、イエス様に聞かないで行くならば、後はどうなるのでしょう…。


皆が行ってしまうと、一人のみすぼらしい身なりをした男がひざまづいていました。

イエス様の前に乞い願いました。


その男の人は、
「憐れんでください。主よ。憐れんでください。 知識の全く足りないわたしが、苦しみにあわないように守ってください。


こんなに道が分かれていては、わたしは選ぶことができません。どうか教えてください。
わたしにぴったりの道を、わたしのために選んでください。」


『わが子よ。わが子よ。あなたは今まで貧しく苦しい道を歩んできた。
これからは わたしに従ってきなさい。わたしの後についてきなさい。』


わたしたちは3人で、十字架に続く道を歩いて行きました。

イエス様と共に歩く道はなんと楽しいことか、共に歩くだけで喜びがわきあがってきます。


3本の十字架のところへ歩いてきました。


「さぁここであなたたちを、その肉を、十字架につけてあげよう。」


わたしとその男は涙を流しました。嬉しかったのです。

イエス様は、十字架の後に続く道、復活された墓を見せました。


『死は恐ろしく思えても、それを通らなければ復活への道はない。
あの墓は何か?わたしがよみがえった墓ではないか。わたしが死を打ち破った墓ではないか!』


イエス様によって私たちは十字架につけられました。

わたしは十字架につけられた主のことを思い、この肉を、この肉を殺してくださいと叫んでいました。


男の人は、十字架の上で自分の今まで犯してきた非をわびて、力なく頭を垂れ、涙を流していました。


暗くなり、真っ暗になったのです。それから私たち2人の棺が運ばれてくるのが見えました。

あの墓の中に2人ともおさめられました。


目が覚めると、白い衣を着ていて、まだ墓の中にいました。

入口から光が射し込んできました。


外へ出てみると、まぶしい光。あの男の人は私よりも先に外に出ており、
笑ったり、跳ねたり、白い衣を着たイエス様のまわりを飛び回っていました。


私は目を上げて、「主よ、これはどういうことでしょうか?」と、尋ねました。


『わが子よ。この祈祷院でわたしはあなたの肉を殺した。
十字架の上に、自らのもつ肉をつけて殺された者は、必ず、復活の朝のような喜びを心に迎えよう。


あなたたちがこの祈りの山に長く滞在し、わたしは あなたたち1人1人の祈りを受け取った。


見よ。あなたたちは家に帰るが、この山に登って祈ったその心で続けて祈っていきなさい。
わたしは その所でもあなたたちを引き続き取り扱って自ら望み、十字架につく者たちを祝福しよう。』




建築材料

主からのことば


あなたの日々成していく分とは何か。
城壁づくりには具体的に何がいるのか。


あなたの日々の材料は何か―
祈りの働きを成すための道具は何か。


教会の働き、家庭の働きを成すために必要な道具は何か。


城壁にはどんな穴も隙間もあいてはならないのだよ。
なぜならそこから敵に攻撃されるから。


敵のいい足場になって、彼らはそこを使って城壁を乗り越えよう。
隙間があってはならないのだ。


日々の材料は感謝であり、喜びであり、賛美であり、愛である。それで働こう。
花嫁修業としてこの世を過ごそう。


城壁の石を1つ1つ積み上げる時、重い、辛い、不平不満で積み上げずに感謝で1つ1つ積み上げよう。


どんな事でも心の準備をする。死も。

今日で終わりかも知れないから。


自分の家を建てるのに、ワラで建てるなんて!?綺麗な宝石で建てようと想像する。


人のために働くけど、報いを受けるのは自分。
神様が本当にしたいことに自分を投資する。こうすると魂が喜ぶだろう。


肉体を可愛がると、魂を失う。祝福も来ない。

その日、自分にできる精一杯のことをすると、後ろを振り返る事がない。


幻と啓示〜天国と地獄〜
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