あなたは大丈夫ですか?
あなたたちが、この世を生きるのに必要なものは何か?
ある者は答えよう―― 金であると。
又、ある者は言おう――名誉だと!
又、違う者たちもこぞって言うだろう――健康ですと。
「私たちは病気をしてみて気付いたのです。何が大切かを。
いのちがあってこそ人は生きる事が出来る。だから、なくてならぬものは人のいのち、すなわち健康です。」
又、ある者たちはこう言うだろう。
「何ばかなこと言ってるんだ。
人生は太く短く生きるものだ。病気をしたらそれまでだ。しかしそれまでの人生楽しんだらいい。自分勝手に好き勝手に人を気にせず生きていくべきだ。」
人の価値観はさまざまだが、あなたは何と思うのか?
テロにおびえる社会、いつ起こるか分からない不安な自然現象、すべてが足元から揺れくつがえされていく時代だ。
それが世界情勢であっても、経済であっても、犯罪であっても、もっと身近に起こる日々の出来事が今 自分に何を語っているかを考えなければならない時代だ。
病んでいる社会は、地球をも病ませた。
人間の社会は平和を求め願いながらも、暴力と死を招いている。
あなたは この時代に何を求めて生きているのか。
――金か?名誉か?地位か?
人よりも高くなり、人よりも優越感をもって生きることなのか?
人に踏みつけにされた人間はこの世に数えきれない程いる。
少数の、人を踏みつける人間が傲慢にも、のし上がり人を支配してわがもの顔にふるまってきた。
どこの国にもある。人間の歴史を見るならば。
あなたたちは何を求めて生きるのか。この暗やみの時代に。
真理を求めて生きるなら、どんな暗やみの時代でも生きることが出来る。
真理とは何か。
暗闇をつらぬいて輝く光ではないか。
それを聖書ではこう言う。
【ヨハネの福音書1:9-12】
すべての人を照らすそのまことの光が世に来ようとしていた。
この方はもとから世におられ、世はこの方によって造られたのに、世はこの方を知らなかった。
この方はご自分のくにに来られたのに、ご自分の民は受け入れなかった。
しかし、この方を受け入れた人々、すなわち、その名を信じた人々には、神の子どもとされる特権をお与えになった。
人々は光を求めながらも、光として世に来られた方を求めない。
【ヨハネの福音書3:16-21】
神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。
神が御子を世に遣わされたのは、世をさばくためではなく、御子によって世が救われるためである。
御子を信じる者はさばかれない。信じない者は神のひとり子の御名を信じなかったので、すでにさばかれている。
そのさばきというのは、こうである。光が世に来ているのに、人々は光よりもやみを愛した。その行いが悪かったからである。
悪いことをする者は光を憎み、その行いが明るみに出されることを恐れて、光のほうに来ない。
しかし、真理を行う者は、光のほうに来る。その行いが神にあってなされたことが明らかにされるためである。
光―― すなわち神はあなたを救うために、ひとり子イエス・キリストを遣わされた。
確かな真理をつかんで離さない者は幸いである。
なぜなら闇はさらに深くなり 人々が希望を求めても、むなしさだけがつのっていく時代だからだ。
闇はさらに濃くなっていく。
健康だけでは、金だけでは、名誉だけでは、自分だけを頼りにして生きていくには、 あまりにも不安な事が次々にますます起こって来る。
土台がしっかりしているならその人の人生は揺れない。
ぶれない人生を送ることが出来る。
残されている恵みがまだあるうちに、暗闇から光へ、わたしを信じて救われなさい。