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聖書が示す罪とは?


22. 神様を冒涜(ぼうとく)する

さて、イスラエルの女を母とし、エジプト人を父とする者が、イスラエル人のうちに出たが、 このイスラエルの女の息子と、あるイスラエル人とが宿営の中で争った。

そのとき、イスラエルの女の息子が、御名を冒瀆してのろったので、人々はこの者をモーセのところに 連れて来た。その母の名はシェロミテで、ダンの部族のディブリの娘であった。

人々は主の命令をまって彼らにはっきりと示すため、この者を監禁しておいた。

そこで、主はモーセに告げて仰せられた。

「あの、のろった者を宿営の外に連れ出し、それを聞いた者はすべてその者の頭の上に手を置き、 全会衆はその者に石を投げて殺せ。

あなたはイスラエル人に告げて言え。自分の神をのろう者はだれでも、その罪の罰を受ける。

主の御名を冒涜する者は必ず殺されなければならない。全会衆は必ずその者に石を投げて殺さなければ ならない。在留異国人でも、この国に生まれた者でも、御名を冒涜するなら、殺される。

かりそめにも人を打ち殺す者は、必ず殺される。

動物を打ち殺す者は、いのちにはいのちをもって償わなければならない。

もし人がその隣人に傷を負わせるなら、その人は自分がしたと同じようにされなければならない。

骨折には骨折。目には目。歯には歯。人に傷を負わせたように人は自分もそうされなければならない。

動物を打ち殺す者は償いをしなければならず、人を打ち殺す者は殺されなければならない。

あなたがたは、在留異国人でも、この国に生まれた者にも、一つのさばきをしなければならない。 わたしはあなたがたの神、主である。」

モーセがこのようにイスラエル人に告げたので、彼らはのろった者を宿営の外に連れ出し、 彼に石を投げて殺した。こうしてイスラエル人は、主がモーセに命じられたとおりに行った。