■141.罪人らと共に歩くこと
わが子よ。罪人たちがあなたを惑わしても、彼らに従ってはならない。
もしも、彼らがこう言っても。「いっしょに来い。われわれは人の血を流すために待ち伏せし、罪のない者を、理由もなく、こっそりねらい、
よみのように、彼らを生きたままで、のみこみ、墓に下る者のように、彼らをそのまま丸のみにしよう。
あらゆる宝物を見つけ出し、分捕り物で、われわれの家を満たそう。
おまえも、われわれの間でくじを引き、われわれみなで一つの財布を持とう。」
わが子よ。彼らといっしょに道を歩いてはならない。あなたの足を彼らの通り道に踏み入れてはならない。
彼らの足は悪に走り、血を流そうと急いでいるからだ。
鳥がみな見ているところで、網を張っても、むだなことだ。
彼らは待ち伏せして自分の血を流し、自分のいのちを、こっそり、ねらっているのにすぎない。
利得をむさぼる者の道はすべてこのようだ。こうして、持ち主のいのちを取り去ってしまう。
■142.わきまえのないこと
「わきまえのない者たち。あなたがたは、いつまで、わきまえのないことを好むのか。あざける者は、いつまで、あざけりを楽しみ、愚かな者は、いつまで、知識を憎むのか。
■143.知識を嫌うこと
不幸な人は、強い者によって砕かれ、うずくまり、倒れる。
なぜなら、彼らは知識を憎み、主を恐れることを選ばず、
■144.神様の忠告を侮ること
あなたがたはわたしのすべての忠告を無視し、わたしの叱責を受け入れなかった。
わたしの忠告を好まず、わたしの叱責を、ことごとく侮ったからである。
■145.戒めを拒否すること
あなたがたはわたしのすべての忠告を無視し、わたしの叱責を受け入れなかった。
わたしの忠告を好まず、わたしの叱責を、ことごとく侮ったからである。
■146.神との契約を忘れる
彼らはあざけり、悪意をもって語り、高い所からしいたげを告げる。
■147.よこしまな者
主は、よこしまな者を忌みきらい、直ぐな者と親しくされるからだ。
■148.曲がったことを言う
目くばせをし、足で合図し、指でさし、
■149.高慢に見えること
主の憎むものが六つある。いや、主ご自身の忌みきらうものが七つある。
高ぶる目、偽りの舌、罪のない者の血を流す手、
■150.さまよい歩き回ること
この女は騒がしくて、御しにくく、その足は自分の家にとどまらず、
あるときは通りに、あるときは市場にあり、あるいは、あちこちの町かどに立って待ち伏せる。
■151.完敗すること
この女は騒がしくて、御しにくく、その足は自分の家にとどまらず、
■152.隣人を蔑視すること
自分の隣人をさげすむ人は罪人。貧しい者をあわれむ人は幸いだ。
■153.両親を蔑視すること
訓戒を無視する者は自分のいのちをないがしろにする。叱責を聞き入れる者は思慮を得る。
あなたを生んだ父の言うことを聞け。あなたの年老いた母をさげすんではならない。
自分の父をあざけり、母への従順をさげすむ目は、谷の烏にえぐりとられ、鷲の子に食われる。
■154.偽りの唇に関心を持つこと
悪を行う者は邪悪なくちびるに聞き入り、偽り者は人を傷つける舌に耳を傾ける。
■155.悪者を正当化すること
善に代えて悪を返すなら、その家から悪が離れない。
■156.正しい者を罪人とすること
悪者を正しいと認め、正しい者を悪いとする、この二つを、主は忌みきらう。
■157.神様の間違いを探そうとする
人は自分の愚かさによってその生活を滅ぼす。しかもその心は主に向かって激しく怒る。
■158.贅沢
ぶどう酒を飲みふける者、混ぜ合わせた酒の味見をしに行く者だ。
ぶどう酒が赤く、杯の中で輝き、なめらかにこぼれるとき、それを見てはならない。
あとでは、これが蛇のようにかみつき、まむしのように刺す。
あなたの目は、異様な物を見、あなたの心は、ねじれごとをしゃべり、
海の真ん中で寝ている人のように、帆柱のてっぺんで寝ている人のようになる。
「私はなぐられたが、痛くなかった。私はたたかれたが、知らなかった。いつ、私はさめるだろうか。もっと飲みたいものだ。」
■159.狂ったものと愚かさを知ろうと励む
私は、一心に知恵と知識を、狂気と愚かさを知ろうとした。それもまた風を追うようなものであることを知った。
私は心の中で、私の心は知恵によって導かれているが、からだはぶどう酒で元気づけようと考えた。人の子が短い一生の間、天の下でする事について、何が良いかを見るまでは、愚かさを身につけていようと考えた。
■160.罪の快楽と楽しさを知ろうと励む
私は心の中で、私の心は知恵によって導かれているが、からだはぶどう酒で元気づけようと考えた。人の子が短い一生の間、天の下でする事について、何が良いかを見るまでは、愚かさを身につけていようと考えた。
■161.酒や酔うことにはまること
私は心の中で、私の心は知恵によって導かれているが、からだはぶどう酒で元気づけようと考えた。人の子が短い一生の間、天の下でする事について、何が良いかを見るまでは、愚かさを身につけていようと考えた。
■162.お金に心を注いで褒め称え放蕩する
私はまた、銀や金、それに王たちや諸州の宝も集めた。私は男女の歌うたいをつくり、人の子らの快楽である多くのそばめを手に入れた。
■163.節制のない情欲と欲に自分を委ねる
私は、私の目の欲するものは何でも拒まず、心のおもむくままに、あらゆる楽しみをした。実に私の心はどんな労苦をも喜んだ。これが、私のすべての労苦による私の受ける分であった。
■164.愚かな悪と狂った愚かさに心を注ぐこと
私は心を転じて、知恵と道理を学び、探り出し、捜し求めた。愚かな者の悪行と狂った者の愚かさを学びとろうとした。