【東大阪市にお住まいの皆さまへ】
近鉄 八戸ノ里駅・徒歩3分の 八戸ノ里キリスト教会 です

闇と光の道

空から何かがゆっくりと落ちてくる。


(触ってはならない)――主の御声が心に響いてくる。



それは、地に落ちて醜いサタンの姿に変わった。


こんな姿――想像することも出来ないわ。

何というおぞましい姿なの⁈



それは、触手のようなものを、私に向かって何本ものばしてきた。

どこが顔なのか、何なのか、まるで分からない姿。


オレンジ色した奇妙なものが、私に向かって長~くのびてきた。



(わが子よ)後ろで主の声がする?


「誰?あなたは主じゃない。似せているけど、あなたは違う」

本物の主はどこですか――??「主よ~~っ‼」大声で叫んだ。



前にいたサタンの体が割れて、いきなり顔が現れた‼何ていうおぞましい顔なの!


「おまえが祈りの娘なら、われらと取引してみろ。

おまえが本当に救われて神の子とされているのなら、おまえの命をここに捨ておき、身代わりとしてわれらに差し出すがよい。


代わりに幾人もの魂を、そうだ、ちっぽけな魂どもをおまえの命の身代わりとして、 今すぐ解放してやるとしよう。



邪魔なおまえがいなくなれば、われらは仕事がやりやすい。


おまえが絶えずかばって、祈りにおいて守っている者ども――
うるさいおまえが、われらに手向かわなければ、われらはもっと大いに働けるのだ。」



私は、サタンと取引などしない。

サタンが約束を守ることなどないのだから。


――主よ‼あなたは、どこにおられますか⁈



この国を深く取り巻く霧のようなもの――が、サタンのまわりに現れた。


深く深く彼らは霧に包まれていく――その姿が包まれて、闇に隠された。



主が――今度は本当の主です!主のお姿が現れて、こちらに向かって来てくださいます。


黒い霧――その向こうに目だけが見える。


しかし、主が私のところに来られるとその霧も、サタンもどこかへ消えて行った。

私はひざまづいて、主に礼をしました。



(わが子よ、彼らがわたしに姿を変えても、あなたには分かるな。その違いが)



はい。


主よ、あなたは聖なるお方、どんなに彼らが私をだまそうとしても、
彼らには、どうしても似せられないものがあります。



それは――瞳、あなたの愛の瞳です。


彼らの瞳は邪悪、悪の力のこもった瞳。


主よ、私はあなたの優しさに溢れた聖い瞳が大好きです。



(わが子よ、行こう。


この世界の叫びに、わたしは目を留めている。


死んではならぬ者が死に、生きてはならぬ者がのさばり、人々を苦しめている――


わが子よ、この星は人々の罪によって汚され、平和が芽生えようとしても、
すぐに踏みにじられ、それが芽を出し、育つ事は非常に困難だ。



どこからも痛みと苦しみのうめき声が、わたしの耳に届いている。


命を軽視するこの世界は、母親の胎に宿った小さな命さえ殺してしまう。


神の前に罪人でない者など、この世には皆無だが、人は皆、心の中で罪を犯し、
私は犯罪人じゃない、そんな悪いことはしていないと言う。



神のおきては人々の良心に刻まれているというのに、その良心さえ汚されて、
もはや善悪に対して自分勝手な判断をもって生きている人々――。




わが子よ、わたしの来る時が近づいている。


帯を締めよ。

帯を締めて、家の主人がいつ帰って来ても、すぐに迎えに出られるようにしていよ。


夜明けは近づいている。



【ルカの福音書12:35-40】
腰に帯を締め、あかりをともしていなさい。

主人が婚礼から帰って来て戸をたたいたら、すぐに戸をあけようと、その帰りを待ち受けている人たちのようでありなさい。

帰って来た主人に、目をさましているところを見られるしもべたちは幸いです。まことに、あなたがたに告げます。

主人のほうが帯をしめ、そのしもべたちを食卓に着かせ、そばにいて給仕をしてくれます。

主人が真夜中に帰っても、夜明けに帰っても、いつでもそのようであることを見られるなら、そのしもべたちは幸いです。

このことを知っておきなさい。もしも家の主人が、どろぼうの来る時間を知っていたなら、おめおめと自分の家に押し入られはしなかったでしょう。

あなたがたも用心していなさい。人の子は、思いがけない時に来るのですから。



心痛み、とりなすしもべたちは世界中にいる、わたしのしもべたちだ。


彼らは昼も夜も、この世界のために、そこに住むすべての人々のために

泣きながら御前にとりなす者たち。



娘よ――あなたもその一人だ。


あなたも絶えずわたしの前にいて祈り、
ひざまずく者。



【マルコの福音書8:36-37】
人は、たとい全世界を得ても、いのちを損じたら、何の得がありましょう。

自分のいのちを買い戻すために、人はいったい何を差し出すことができるでしょう。



わが子よ、今の時代、目まぐるしく変わるこのような時には、身を慎み、 祈りをささげていなさい。



【ペテロの手紙 第一 4:7】
万物の終わりが近づきました。ですから、祈りのために、心を整え身を慎みなさい。



わが子よ、はっきりと分かれる時がじきにやって来るだろう。


羊とヤギ、麦と毒麦、光と闇がこの世において、はっきりと分かれてくる。

神のものと、そうでないものが、はっきりと分かれるんだよ。



人に、だまされないようにしなさい。


まことの救い、まことのいのちを決して手放さないようにしなさい。



いいかい。


何が起こっても、わたしを信頼していなさい。


見よ、わたしは世の終わりまで、いつも、あなたがたとともにいるのだから。




警告のラッパ
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