第１３課・神のことばによる祝福
神のことばは仕方なく守らなければならない義務事項ではなく、近づけば近づくほど 平安と喜びが増していく愛と黙想の対象です。
信仰の本質的深さを味わったことのない人は、単に義務感で習慣的にない みことばを読んでも感動もなく楽しさも見つけられません。
【 詩篇119:97-98 】
どんなに私は、あなたのみおしえを愛していることでしょう。これが一日中、私の思いとなっています。
あなたの仰せは、私を私の敵よりも賢くします。それはとこしえに、私のものだからです。
詩人は神のみことばを恐れることで知恵（98節）、悟り（99-100節）、義を得ました。
その結果、詩人はみことばが蜜よりも甘いことを体験しました。
【 詩篇119:99-100 】
私は私のすべての師よりも悟りがあります。それはあなたのさとしが私の思いだからです。
私は老人よりもわきまえがあります。それは、私があなたの戒めを守っているからです。
みことばを守ることで敵よりも賢くなり、師よりも悟りがあり、老人よりもわきまえのある者になりました。
このように神の仰せ、さとし、戒めは世の知識とは比べることができないほど 無限な知恵と悟りを与えます。
【 箴言1:7 】
主を恐れることは知識の初めである。愚か者は知恵と訓戒をさげすむ。
神のことばだけが私たちに救いと永遠への知恵を与えます。
【 ヨハネの福音書5:39 】
あなたがたは、聖書の中に永遠のいのちがあると思うので、聖書を調べています。その聖書が、わたしについて証言しているのです。
【 詩篇119:101 】
私はあらゆる悪の道から私の足を引き止めました。あなたのことばを守るためです。
信仰の正道を歩きたい人は、罪の道からの誘惑を避け、みことばを守るための強い意志が必要です。
【 詩篇119:102-104 】
私はあなたの定めから離れませんでした。それは、あなたが私を教えられたからです。
あなたのみことばは、私の上あごに、なんと甘いことでしょう。蜜よりも私の口に甘いのです。
私には、あなたの戒めがあるので、わきまえがあります。それゆえ、私は偽りの道をことごとく憎みます。
知恵の源は神である。
神・その方だけがその民にまことの命に至るように 知恵を与えてくださいます。
その知恵を得た者は正しい道、いのちの道を選択してその道を歩みます。
聖徒たちがみことばを悟り、みことばによって知恵を得て、決断し努力する時、新しい人生と永遠の喜びを味わうことができます。
みことばをただ理論的に理解するだけで人は変わりません。
自分の人格、心を注いでみことばを愛し、守っていく時に、そのみことばが私たちを成長させ、多くの豊かな実を結ぶ人生に変えていきます。
