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第21課・神のみことばに対する愛

(161-163節)

本文では詩人は迫害と苦しみの中でも、神のことばを愛しながら守る信仰の態度を見せてあります。


もし彼がみことばに思いを寄せ、心に蓄えてなかったなら 世の勢力を恐れて倒れてしまったでしょう。

しかし、どんな状況の中でも詩人はみことばに最大な関心を寄せていました。


その結果、迫害の中でも神のことばを恐れ、神のことばを愛し、賛美することができました。


【 詩篇119:161-163 】

君主らは、ゆえもなく私を迫害しています。しかし私の心は、あなたのことばを恐れています。
私は、大きな獲物を見つけた者のように、あなたのみことばを喜びます。
私は偽りを憎み、忌みきらい、あなたのみおしえを愛しています。


本物の信仰は口先だけでみことばを愛するとは言わず、喜びながらみことばを守ろうと努力します。


神のことばを愛する心は人間が持つ情欲を抑え勝利できる力を与えます。


【 ヘブル4:12 】

神のことばは生きていて、力があり、両刃の剣よりも鋭く、たましいと霊、関節と骨髄の分かれ目さえも刺し通し、心のいろいろな考えやはかりごとを判別することができます。

(164-168節)

【 詩篇119:164-168 】

あなたの義のさばきのために、私は日に七度、あなたをほめたたえます。
あなたのみおしえを愛する者には豊かな平和があり、つまずきがありません。
私はあなたの救いを待ち望んでいます。主よ。私はあなたの仰せを行っています。
私のたましいはあなたのさとしを守っています。しかも、限りなくそれを愛しています。
私はあなたの戒めと、さとしとを守っています。私の道はすべて、あなたの御前にあるからです。


詩人は義務的に主のことばに接したのではなく深く愛して日に七度もみことばを思いながら主をほめたたえました。


その結果、豊かな平安を所有することができました。

平安は、ある意味 人間が一番望むものです。


平安を得たいならば神のみことばを愛し、その仰せを行うことです。

富があっても地位があっても、平安がないなら、何の価値もありません。


みことばを守る人には世が与えることのない、神の平安が神から与えられます。


【 ヨハネの福音書14:27 】

わたしは、あなたがたに平安を残します。わたしは、あなたがたにわたしの平安を与えます。わたしがあなたがたに与えるのは、世が与えるのとは違います。あなたがたは心を騒がしてはなりません。恐れてはなりません。


信徒たちは神中心の生活をしながら思い、ことば、行いにおいて神のことばを守るために日々努力しなければなりません。

詩篇119編の学び
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