第17課・奇しいみことばの導き
【 詩篇119:129-130 】
あなたのさとしは奇しく、それゆえ、私のたましいはそれを守ります。
みことばの戸が開くと、光が差し込み、わきまえのない者に悟りを与えます。
主のことばは、世の知識を超越して存在する絶対的で 奇しい真理であると悟りました。
主のことばは、私たちに主とまことの救いに対して 悟りを得るように導きます。
主のことばは自分の無知を知り、謙遜に求める人々にわかるように悟りを与えます。
【 箴言1:4 】
わきまえのない者に分別を与え、若い者に知識と思慮を得させるためである。
【 詩篇119:131 】
私は口を大きくあけて、あえぎました。あなたの仰せを愛したからです。
主のことばは、心から求めるべき対象であります。
みことばに対する熱い思いが必要です。
主のことばを守り、みことばの素晴らしさ、力を体験した人は みことばによって 罪をおさめることができ、神の民らしく聖く生きることができると信じているので、そのことばを慕い求めます。
【 詩篇119:132 】
御名を愛する者たちのためにあなたが決めておられるように、私に御顔を向け、私をあわれんでください。
神の目は神のみこころを行う者に向けられ、その人たちに恵みを与えます。
詩人はそのことを知っているので 神に恵みを求めました。
【 詩篇119:133-134 】
あなたのみことばによって、私の歩みを確かにし、どんな罪にも私を支配させないでください。
私を人のしいたげから贖い出し、私があなたの戒めを守れるようにしてください。
詩人は神の前に自由の義を誇ることなく、謙遜に神のあわれみを求めています。
敬虔な聖徒の願いは罪を捨て、みことばに聞き従う生活でなければなりません。
時には人からの圧迫は きよい生活への刺激的な役割をします。
【 詩篇119:135-136 】
御顔をあなたのしもべの上に照り輝かし、あなたのおきてを教えてください。
私の目から涙が川のように流れます。彼らがあなたのみおしえを守らないからです。
自分の受ける苦しみのために涙を流すのではなく、人々が神から離れ、神のみおしえを守らないことで心を痛め涙を流しました。
イエス様も人々の不従順、無知、かたくなな心を見て涙を流されました。
私たちは自分がそのような者にならないように 主の恵みを求め、その中で生きなければなりません。