
第18課・嘆きと願い
本文ではみことばの正しさ、真実さが強調されてあります。
【 詩篇119:137-144 】
主よ。あなたは正しくあられます。あなたのさばきはまっすぐです。 あなたの仰せられるさとしは、なんと正しく、なんと真実なことでしょう。
私の熱心は私を滅ぼし尽くしてしまいました。私の敵があなたのことばを忘れているからです。
あなたのみことばは、よく練られていて、あなたのしもべは、それを愛しています。
私はつまらない者で、さげすまれています。しかし、あなたの戒めを忘れてはいません。
あなたの義は、永遠の義、あなたのみおしえは、まことです。
苦難と窮乏とが私に襲いかかっています。しかしあなたの仰せは、私の喜びです。
あなたのさとしは、とこしえに義です。私に悟りを与えて、私を生かしてください。
神様はいつも公義の原則に基づいて みこころのままに世をおさめ、被造物に対しても正しい扱いをされる方です。
神が誇ることばはいつでも正しく真実であり、間違いは一つもないです。
【 マタイの福音書5:18 】
まことに、あなたがたに告げます。天地が滅びうせない限り、律法の中の一転一画でも決してすたれることはありません。全部が成就されます。
そのため人間は、どんな時でも頼りになる みことばがあるので、その中で喜びを発見することができます。
変わらないことば、真実で正しいことばを体験した詩人は、熱心に このことばを求めています。
また、みことばを愛し尊重しています。
敵が神のことばを軽くあしらい、踏みつける時に 義の怒りが彼の中に燃え上がりました。
そして彼らの間違った行動を見習わず、苦難の中でも さらにみことばを堅く守りました。
聖徒たちに必要な姿はこのような姿であります。
神のことばによって迫害される時も、約束のことばを信じて、みことばを愛し、変わらない真実な態度で主に近づく時に 使命を果たすことができる力を 神から受けることができます。
人間は考える能力を持っている存在なので、真理によって支配されるのが当然です。
被造物が完全な人生を生きる秘訣は、創造主が提示した命令に従って生きることです。
本文を通して私たちが受ける教訓は、
?主のみことばは義の唯一の基準です。人間にはみことばを評価する資格はなくて、ただ従う義務だけがあります
?主のことばは、人間のたましいを聖くする力を持っています
?真の信者は患難と苦しみがあってもみことばを守り通す人です