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第5課・真理の道に導くみことば

(33節)

自分の苦しい状況を告白し解決のために祈った詩人は、消極的にはすべての罪から離れたいと願い、積極的には主の道にふさわしい歩みをするために主のことばを求めている。


【 詩篇119:33 】

主よ。あなたのおきての道を私に教えてください。そうすれば、私はそれを終わりまで守りましょう。


主の道を歩むためには、主のおきての道を知ることが先決である。

学びたいという思いを主に伝え教えて下さるならば、その道を守ると約束した。


主の道を守ることはみことばの上に自分の家を建てることである。

その人は必ず良い実を建てることである。

その道を守ることは主の教えを喜びながら生活の中で適用し実践していくことである。

(34節)

【 詩篇119:34 】

私に悟りを与えてください。私はあなたのみおしえを守り、心を尽くしてそれを守ります。


主のことばをしっかりと理解して疑う心ではなく真心を込めてみおしえを守り、人生の案内者としてみことばに従順すると告白している。

(35-36節)

【 詩篇119:35-36 】

私に、あなたの仰せの道を踏み行かせてください。私はその道を喜んでいますから。
私の心をあなたのさとしに傾かせ、不正な利得に傾かないようにしてください。


神の民として受けた務めを果たすためには霊の成長が必要である。


仰せの道を歩むためにも主からの力が必要である。

善を自覚させる方も、善を行わせる方も 主であるので、そのために必要な力も主に求めなければならない。

私たちのうちには主が喜ぶ善を行う力すらない。


【 ピリピ2:13-14 】

神は、みこころのままに、あなたがたのうちに働いて志を立てさせ、 事を行わせてくださるのです。
すべてのことを、つぶやかず、疑わずに行いなさい。


喜んでみことばを聞く耳が聞かれるように祈り、必ず行わなければならない義務に対しても、不満を言わず喜んで熱心にできるように 主の憐れみを求めて祈る。

(37節)

【 詩篇119:37 】

むなしいものを見ないように私の目をそらせ、あなたの道に私を生かしてください。


肉体の情欲を抑制できるように求めている。


この世のきらびやかなもの、目を奪うような美しいもの、快楽はすべて虚しいものである。

世の富み、名誉、栄誉を追い求めた人たちはみな、敬虔な信仰からは離れて堕落していく。


そのため聖徒たちは主の導きと守りを通して世のものに目も心も奪われず、最後まで信仰を守り通すことができるように努力しないといけない。


主の心にふさわしい「主のしもべ」は当然のように主のことばに従順し、すべての人間の野望・目標・計画を諦めた人である。


彼らは主を敬うために、主の栄光を伝える努力を惜しまない。

約束のみことばが成就することだけを切に願っている。

(38-39節)

【 詩篇119:38-39 】

あなたのことばを、あなたのしもべに果たし、あなたを恐れるようにしてください。
私が恐れているそしりを取り去ってください。あなたのさばきはすぐれて良いからです。


主の道を離れた敵から受けるそしりを取り去って下さいと詩人は祈る。

主は詩人が主のおきての道を歩みたいと 切に願っていることを知っているので、必ず悪人のそしりから彼を救って下さる。

(40節)

【 詩篇119:40 】

このとおり、私は、あなたの戒めを慕っています。どうかあなたの義によって、私を生かしてください。


自分が義なる存在になれるように、どんな時でも主のみこころを実践する存在になることを願っている。


主のことばを熱く愛する人たちは 主のことばを少しでももっと知りたくて、慕うだけではなく、実践しようと努力する。

私たちもその姿勢を学んでいのちの道を歩み続けたい。


【 第2コリント4:16 】

ですから、私たちは勇気を失いません。たとい私たちの外なる人は衰えても、内なる人は日々新たにされています。


【 コロサイ3:10 】

新しい人を着たのです。新しい人は、造り主のかたちに似せられてますます新しくされ、真の知識に至らせるのです。

詩篇119編の学び
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